冠婚葬祭互助会 あいあーる(仙台・宮城)

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【知っておくと安心!くすりと薬局の上手なつき合い方】セミナーを開催しました

2026年6月9日(火) 【暮らしの相談セミナー】本日のテーマ

知っておくと安心!くすりと薬局の上手なつき合い方
~のみ忘れたら?市販薬&サブリメントとののみ合わせは?薬剤師に聞いていいこと~

パレスへいあんを会場に、本日講師を務めていただいたのは、一般社団法人宮城県薬剤師会 理事であり、薬局ネロリ薬剤師・株式会社aodamo代表取締役の齋藤涼子さんです。
齋藤さんは、一般社団法人宮城県薬剤師会の理事を務める傍ら、仙台市青葉区一番町にて「薬局ネロリ」を運営されています。
また、2025年11月には秋保に就労継続支援B型事業所「秋保工房アオダモの木」を開所。陶芸作品の制作から販売までを行い、今後は絵付け体験ができるショップの開設も予定されるなど、地域とのつながりを大切にした活動に取り組まれています。

セミナーでは、薬の正しい飲み方や保管方法、市販薬やサプリメントとの飲み合わせ、薬剤師への相談方法など、日常生活に役立つ知識についてわかりやすくお話しいただきました。

セミナー内容

●薬に関する基礎知識

齋藤さんはまず、医薬品とは何かについて解説されました。身近なのど飴を例に挙げながら、医薬品には用法・用量が定められており、正しく使用することが大切であることをお話しされました。

続いて、食前・食後・就寝前・頓服といった服用方法について学びました。なぜ服用する時間が指定されているのか、薬の作用や効果の現れ方とあわせて説明があり、それぞれ服用のタイミングには大切な理由があることを知る機会となりました。服用のタイミングによって効果に差が生じることは実際の研究データからも確認されているそうです。

薬の保管方法についてのお話では、頓服薬を長期間保管してしまい、「いつ処方された薬だったかわからなくなった」という経験に共感する参加者の姿も見られました。薬は湿気や光を避けて保管することが大切で、缶などに乾燥剤を入れて保管する方法がおすすめとのこと。冷蔵庫の野菜室は適しているように思われがちですが、湿度が高いため注意が必要だそうです。

そのほか、薬の効き目と血中濃度の関係や、薬同士の相互作用についてもわかりやすく解説。

齋藤さんは「かかりつけ薬剤師に相談しましょう」と何度も繰り返されており、薬剤師をもっと身近な相談相手として活用してほしいという想いが伝わる内容となりました。

 

●薬に影響しやすい食品

グレープフルーツや納豆、カフェイン、牛乳、アルコールなど、身近な食品と薬との関係について紹介されました。特にグレープフルーツは「薬が効かなくなる」と思われがちですが、実際には成分が薬の代謝を妨げることで体内に薬が残りやすくなり、効き目が強く出たり、副作用が現れやすくなったりするそうです。

また、食品との組み合わせについては自己判断せず、医師や薬剤師へ相談することが大切とのこと。薬を飲む際は、水またはぬるま湯で服用するのが最も安心です。

 

●サプリメントや健康食品との飲み合わせについて

サプリメントは不足しがちな栄養素を補うことを目的とした食品であり、医薬品とは異なることを教えていただきました。しかし、食品だからといって薬との飲み合わせを気にしなくてよいわけではありません。

セント・ジョンズ・ワート(西洋オトギリソウ)をはじめ、クロレラやウコン、カルシウムなど、薬との相互作用に注意が必要なものもあるため、使用する際はかかりつけの薬剤師へ相談することが大切とのこと。また、厚生労働省が公表している「健康食品の正しい利用法」をもとに、薬のような使い方をしないことや、アレルギー、過剰摂取への注意点についても学びました。

食品だからといって安心しきるのではなく、薬との関係を正しく理解しながら利用することが大切です。「なんとなく続ける」のではなく、自分にとって本当に必要なものかを考えながら活用していきたいですね。

 

●「ポリファーマシー」について

ポリファーマシーとは、「Poly(多くの)」と「Pharmacy(薬)」を組み合わせた言葉で、不必要に多くの薬を服用することで副作用などの悪影響が生じる状態を指します。単純に薬の数が多いことではなく、「不必要に」という点が重要です。

講座では、年齢を重ねるにつれて服用する薬の数が増える傾向にあることや、高齢になると肝臓や腎臓の機能が低下し、薬が効きすぎてしまう場合があることについても解説いただきました。

また、ある薬の副作用を別の症状と捉え、その症状を抑えるためにさらに薬が追加されてしまう「処方カスケード」についても紹介。薬が増えることで副作用のリスクも高まるため、定期的に服薬内容を見直すことが大切とのこと。

さらに、薬との上手な付き合い方として、自己判断で服用を中断しないこと、服用中の薬やサプリメントを正しく伝えること、お薬手帳を活用すること、服用できていない薬がある場合は正直に相談することなどが紹介されました。特にお薬手帳は災害時にも役立つ大切な記録であり、日頃から活用しておくことの重要性を学びました。

今回のセミナーでは、薬の正しい飲み方や保管方法、食品やサプリメントとの付き合い方、お薬手帳の活用法など、日常生活に役立つ知識を幅広く学ぶことができました。

薬は身近な存在でありながら、正しく理解することでより安全に活用することができます。困った時には一人で悩まず、かかりつけ薬剤師へ相談することの大切さを改めて感じる機会となりました。

 

セミナーにご参加のお客様の声を一部ご紹介いたします

●お薬手帳をバッグに入れることにします。ありがとうございました。
●薬に関して不安なことは薬剤師に相談する事にします。
●年齢を重ねるにつれてお薬が多くなっていて、むしろ飲まないでいけるか知りたかった。ポリファーマシーについて知れたことがプラスになった。


〈日 時〉2026年6月9日(火) 10301200

〈会 場〉パレスへいあん(仙台市青葉区本町 1-2-2

〈講 師〉一般社団法人宮城県薬剤師会 理事 齋藤 涼子さん(薬局ネロリ薬剤師·株式会社aodamo代表取締役)

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平日 9:00 〜 17:30phone022-227-3336

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