【知ろう、考えようお口の健康 “口腔ケア”】セミナーを開催いたしました
暮らしの相談セミナー「知ろう、考えようお口の健康 “口腔ケア”」を開催いたしました
2024年9月17日(火) 10:30~12:00にパレスへいあんを会場に、お身体が不自由、ご高齢で寝たきりなどの理由からご自身で歯科医院に通院できない方のご自宅や施設、病院などに歯科医師・歯科衛生士が診療に伺う〈訪問歯科診療〉を事業としている、デンタルサポート株式会社より、歯科衛生士の赤沼 昭子さんと、訪問診療課 仙台事業所 所長の千葉 文人さんを講師にお招きし『知ろう、考えようお口の健康 “口腔ケア” ~健康は“健口”から!歯医者さんが教える口腔と生活習慣病・認知症との関連性について学べます~』セミナーを開催いたしました。
2025年には約800万人いる団塊の世代が後期高齢者となり、国民の5人に1人が後期高齢者となる超高齢化時代を迎えます。それに伴い、在宅での医療や介護者数も比例して増加傾向にあります。そんな中で「訪問理美容」「介護タクシー」「訪問介護」「介護保険外サービス:家事手伝い・付き添い」そして「訪問歯科診療」の需要は増えていきます。
今回のセミナーでは、千葉県に本社を構え〈訪問歯科診療サポート〉のパイオニアであり、トップシェア企業として全国に展開を続けている、デンタルサポート株式会社の歯科衛生士である赤沼さんより口腔ケアと健康について詳しくお話しいただきました。
セミナー内容
【座学】
●プラーク(歯垢)の正体
●誤謬性肺炎とお口の関係
●口とからだは深い関係
●歯の汚れの取り方
●歯ブラシの選び方
●歯磨きのポイント
●舌の清掃の仕方(動画でも解説)
【体験】
お口の健康を保つには、手や足と同じようにお口にも準備体操が必要ということで、口腔トラブル(虫歯、歯周病、口腔炎症、口臭)を予防できる簡単な〈お口の体操〉をみんなで一緒にやってみました。
●口腔体操「あ い う べ」
1. 「あー」と口を大きく開く
2. 「いー」と口を大きく横に広げる
3. 「うー」と口を強く前に突き出す
4. 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
●発音体操「パ タ カ ラ」
「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発音することで口・舌の筋肉を使い、嚥下機能を鍛える代表的な体操の一つです。誤嚥を防ぐための訓練方法でもあり、口・舌を鍛えることで「食べる」「飲み込む」機能の向上を目的とした体操です。
個人でできる毎日の口腔ケア(セルフケア)と定期的な検診(プロフェッショナルケア)を両立することで、はじめて「健康な口」そして「おいしくごはんを食べること」に繋がります。
ご参加のお客様は赤沼さんのお話しに深く頷き真剣に耳を傾ける様子や、実際に身体を動かしたり、声を発して体操を楽しんでいらっしゃいました。セミナーを通じて、みなさまの健康な毎日を応援できれば幸いです!
セミナーにご参加のお客様の声を一部ご紹介いたします
●勉強になりました!体操も歯の役に立つとは思いませんでした。
●自分で出来ることが沢山ありました。やれば出来ると思い、実行致したく思いました。
●なんとなく知っている事が多かったのですが、実践も出来たので、身に入ったように思います。
●嚥下体操、パタカラ体操、毎日の口腔ケアをしっかりし、健口で過ごしていきたいと思います。とても勉強になりました。
●口の体操、体の動き、最高でした。
●改めて、口のこと気をつけて生活します。
〈日 時〉2024年9月17日(火) 10:30~12:00
〈会 場〉パレスへいあん(仙台市青葉区本町 1-2-2)
〈講 師〉デンタルサポート株式会社 歯科衛生士 赤沼 昭子さん(左)
デンタルサポート株式会社 訪問診療課 仙台事業所 所長 千葉 文人さん(右)